『利益を3倍にするたった5つの方法』
成城石井社長・大久保恒夫
利益を3倍にするたった5つの方法―儲かる会社が実践している!/大久保 恒夫
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イトーヨーカ堂で鈴木敏文会長の薫陶を受け、
無印良品、ユニクロ、ドラッグイレブンを建て直し、
成城石井で指揮を執る「経営のプロ」が、
企業再生の奥義を公開
【読書感想文】
・数字をベースに考える重要性を改めて学ぶ
・情報から何を読み取り、どう行動を起こすか
・消費者心理を知るものが、ビジネスを制する
・現場に業績を上げるヒントが眠っている
・利益は増やせる、知恵を出せば
・まじめな感想ですみません
【まとめ】
①業績の差を生む要因
経営者が考えた仕組みを実行できる組織になっているか
◆情報化社会
→各社の戦略にそんなに差はない
実行力・徹底力・スピードの差
◆経営に魔法の杖はない
基本の徹底
当たり前のことを当たり前にやるしかない
②打ち手につながる数字だけを見る
具体的な作戦を立てるための数字だけを見る
経営者が考える重要な数値がよくなっているか
一目でわかるシステムを開発する
毎日見る数字:売上、粗利
週次で見る数字:在庫
月次で見る数字:営業利益
皆で同じ数字を見る
全員が同じ指標を見て、仕事上の判断をする
データの見方で重要なのは予算比で見ること
達成度
③上位10%の仕事に集中する
・上位10%やる
→タスクを全部やったときと比較しても半分の成果が出る
・優先順位下位の成果の上がらない仕事をやりたがる
→重要なこと残る
・「やったほうがいいこと」はやってはいけない
・残業がダメな理由
→9~10時までに終わらせればいいと、重要なことを後回しする癖がつく
【目次】
1、経営と現場が一体となってお客様の満足を実現する
2、仕事を通して現場の人を成長させる
3、重要なことに絞りこんですぐやる
4、売れる商品を価格を下げないで売り込む
5、今までのやり方をやめて、構造的に改革する
【メモ】
◆会社を変えるには、大多数の60%を動かすことだ。
もし60%の人が動いてくれれば、
優秀な20%の人と合わせて80%の人が動く。
そのとき初めて会社は大きく変わっていく。
◆マンネリを恐れず、できるまで徹底していく
基本的なことは、新しいことをするより、
同じことを延々と継続していくことが大切
◆現場の人間が努力しない限り、会社の売り上げは上がらない
◆仕事とはコミュニケーションすること
◆コミュニケーションとは相手の行動を変えること
◆チラシで利益を上げるセールステクニック
「想起購買」
店の入り口にチラシの商品を積んでおく
消費者はチラシの内容はお店にくるころには忘れている
◆現場の改善は、細かいことの積み重ね
◆人件費はコストではなく、人が企業価値を上げる