横山弘毅のブログ Education & Marketing

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『わかりやすく〈伝える〉技術』 池上 彰



『わかりやすく〈伝える〉技術』

池上 彰





わかりやすく〈伝える〉技術 (講談社現代新書)/池上 彰

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テレビの現場で培ったノウハウをすべて公開!

10万部突破のベストセラー!




こどもニュースの父親役でも有名な池上さんの著書です。



昨日、NHK『会社の星!』の収録で

はじめてTV収録というものに参加しましたが、

司会のアンジャッシュのトーク、コメントに

思わず唸ってしまいました。



そのときかんじたのが


「わかりやすさ」


の重要性。


テレビは特に短い時間で、
いかにわかりやすく伝えるかが勝負。


一流のコメント力に目からうろこでした。


でもこれって仕事でも同じだな~。



と思いつつ手に取ったのがこの本です。



わかりやすく伝える「技術」が

文字通りわかりやすく書かれています。


特に、前半の


「わかりやすい文章を書くためのノウハウ」


がかなり使えると思います。


自分的には意識的・無意識的に

やっていたことが言語化されている箇所です。


文章力に悩んでいる方は参考になると思いますよ!



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【まとめ】



①「わかりやすく」するステップ


1.読み手、聞き手に地図を渡す


●相手に「これからこういう話しをしますよ」とリードを伝える

 ・相手は結論はここにいくんだな、と分かってきけるので安心して聞ける

 ・結論 →中身 →結論 とサンドする 

  =腑に落ちる、納得感のある話を聞けた(気がするので)と満足感上がる




●話の目的地と到着時刻を教える


「いまからお時間を3分頂いて説明します」

「御社のコストを年間1400万円削減できる話です」


→プレゼンの場合、終わり時間を伝えると聞き手は安心する




2.つかみを工夫する


・笑い

・最初にメリットを伝える

 (「御社のコストを年間1400万円削減するお話です」)


3.「3の魔術」を使う


人間がぱっとインプットして記憶に残る限界値

わかりやすい話の構成の鉄板

少なすぎて物足りないこともなく、多すぎて聞く前にげんなりすることもない



4.キーワード力


メモを取りたくなるような言葉を意図的に埋め込む

記者が見出しにしたくなるような言葉を意図的に埋め込む



キーワード力アップの秘訣 

→リズムのいい、興味をひかれるいいフレーズをたくさん見ておく、真似、アレンジ


「若者よ、イヤホンを捨てよ、聞き耳を立てよ」

→寺山修二『若者よ、書を捨てよ、町に出よ』をもじった


そのキーワードが話の柱になる




5.階層化する


話の柱と枝をつくる





②短い文にすれば文章がうまくなる


・1つの文に、1つの要素

・文をポンポン切る

・専門用語は使ってはいけない

・わかりやすくなる

・短い文でたたみかける

・リズムもよくなる

・接続詞をつかわない
(=結果的に、使わなくても意味が通る、論理的な構成になる)

・ノイズをカット
(=伝えなくてもいい情報ならカットする→伝えたいことに聞き手も集中できる)





③「無知の知」が大切


わかりやすい説明の準備

→相手が何を知らないか?それを知ることを知ることから始める




・キャスター時代、ある経済ニュースがわかりにくかったので文句をいった

 →経済デスクの返答

  「わからないのは、お前が馬鹿だからだ」

  この姿勢ではわかりやすいニュースはつくれない


・「この駐車場は、ユニバーサルデザインの駐車場です」


 →デザイン会社専用の駐車場だと思ってだれも止めていなかった

  相手がどんな言葉を知らないか、理解できないか知った上で説明することの重要性








◎パワーポイント

・キーワードのみ、文章かかない

・もちろん読んでもわからない →だから聴こうとする

・大事なことは一目でわかること

・1枚40秒で (見出し+3行)


◎テレビコメント

・期待を裏切ること

  →角度を変えてコメント、ありきたりなことは絶対言わない


・空気を読むこと

  →全体のバランス見る、話をかき乱すのはNG
   自分が何を期待されているかを察する

・わずか20秒でおもしろいことをしっかり言える人だけが
 テレビで生き残っていく



◎「みなさん」には要注意

・「あなた」に話しかける

・「みなさん」と言われると、自分でないと受け取る

    →「誰か警察読んでください」だと誰もよんでくれない








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昨日は『会社の星』の収録終わって

名古屋から会社に帰って8月に向けての打合せ。


終わって社長に報告しようとしたら



「5秒で説明して」



と一言。


さすがにそれは無理やろ


と思いつつも

わかりやすく伝えらることの重要性を

痛感しましたとさ。






『わかりやすく〈伝える〉技術』

池上 彰





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