「目立って、好かれて、欲しがられる」
先日、元・味の素コミュニケーションズ関西副社長の仁藤正平さんに、『勝手にマーケティング大学』で講義していただいたときの言葉。
“マーケティングとは、
『目立って、好かれて、欲しがられる』
ことである”
こんなにわかりやすくマーケティングを定義した言葉は他にないかもしれません。
そして、こんなにわかりやすく、マーケティングのだいじな要素を表した言葉もないかもしれません。
「好かれる」
「欲しがられる」
は、だれでも意識するとおもいますが、忘れがちなのは「目立つ」こと。
マーケティングは、目立ってナンボです。
「目立たない」広告やキャンペーンは、世の中に存在しないのと同じです。
目立たない、つまり、気づかれなければ、嫌われることもありませんが、好かれることもあり得ません。
もちろん、気づかれなければ、欲しがられることもあり得ません。
順番としては「目立つ」が最初です。
嫌われるプロモーションを仕掛けてはダメですが、嫌われることを必要以上に恐れて、目立つことをしないのでは、元も子もありません。
『目立って、好かれて、欲しがられる』