九州・別府に誕生した、留学生50%の超グローバル大学が日本の未来の「お手本」になる!
来月7/15に、九州別府にある立命館アジア太平洋大学オープンキャンパスを見学にいくので予習も兼ねて読みました。
以前、マーケティング勉強会に何度か登壇いただき、お世話になっていたライフネット生命元会長の出口治明さんが、この4月に学長に就任されたことでも話題になりました。
APU自体が、世間的な知名度が高いのか低いのかいまいちわかりません(教育関係者には高いけど、世間一般には低い気がしています)が、
「学生も教員も50%は外国人(留学生)」
という特殊な環境(日本の大学としては)なので、実際にどんな雰囲気でどんな授業をしているのか、今から訪問が楽しみです(^^)
書籍には、立命館アジア太平洋大学の開学のストーリーから独自の教育プログラム、留学生の暮らしぶりまで綴られており読み応えがありました。
以下、ポイントだけご紹介します。
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全学生6000人の半分が80カ国から集まった外国人。
教員も半分が外国人。
授業は、日本語と英語の2本立て。
卒業する頃には、日本人学生も外国人学生も、日本語+英語+αのバイリンガルとなり、日本で世界で活躍する。
APUの成功の秘密。それは「混ぜる」ことにありました。
本書は大学案内本ではありません。日本社会や日本企業に欠けている、グローバリゼーションやダイバーシティをどうやったら実現できるのか、APUの成功をケーススタディにして学ぶ「混ぜる教育」の教科書です。
本書は1年以上に渡り、関係者100人以上にインタビューを行い、APUの「混ぜる教育」の秘密に迫ります。
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巻末には早くからAPUに注目してきた「ほぼ日」の糸井重里さんの解説がありましたが、こちらも面白かったです。