横山弘毅のブログ Education & Marketing

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W杯日本金星の夜に『砕かれたハリルホジッチプラン』を読んでみた

最高の戦術家に欠けていたものとは?

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砕かれたハリルホジッチ・プラン 日本サッカーにビジョンはあるか? (星海社新書)

 

ロシアW杯の初戦で日本がコロンビアから歴史的金星を挙げた夜に、敢えて『砕かれたハリルホジッチ・プラン』を読んだ感想を記します。

 

代表監督解任の裏話や、ハリルホジッチ監督を招聘した霜田元技術委員長のインタビューなどもあって読み物としても面白かったですが、ハリルホジッチ監督がいかに緻密で、高度な戦略と理論を有した監督だったかを理解できました。

 

一方で、どんなに優れた理論や戦略も、実行するのはあくまで「選手」であり、結局のところ選手のモチベーションを引き出すことやチームとしての雰囲気作りに失敗した面もあったのかな、とも外野からは思いました。

 

ただ、結局のところ、今日の試合結果を見て思ったのは「勝てば官軍」ではないですが、あくまで勝負の世界は「結果が全て」で、何が正しいかは後付けでしかないのだとも思います。(南アフリカ大会のときの岡田監督も大会前はボロカス叩かれていたのを、すっかり忘れていましたが、、、)

 

ひとつだけ心に留めておきたいのは、アトランタ五輪でブラジル代表を破った「マイアミの奇跡」当時の指揮官だった西野監督が「あれは奇跡ではない」「周到に準備した結果だ」と、今回のW杯前のインタビューで語っていたことです。そして、世間の評価がどうであれ、目の前の試合の準備に集中するだけ、と語っていたことです。

 

他人は奇跡と簡単にいうが、そこには周到な準備と必然の結果があるだけなのかもしれません。

 

ハリルホジッチ監督でも、西野監督でも、勝負は紙一重で「たられば」は禁句ですが、「結果が全て」の世界だからこそ、結果に振り回されれず、悔いのないよう、やるべきこと(準備)に万全を尽くすことが重要だなと、手のひら返しのメディア報道を見て思うのでした。

 

繰り返しになりますが、本は読み物としては結構面白いです。サッカーって頭良くないとできないな、としみじみ思います。