横山弘毅のブログ Education & Marketing

教育イノベーションとマーケティングに関することを主に発信するブログです

合田真さん&家入一真さん登壇「エッジ起業で世界を変える方法」を覗いてきた

「途上国×EdTech」ネパールに夢のオンライン学校をつくるプロジェクトとは?

readyfor.jp

地方創生、海外進出、ニッチ分野、注目の世界を変える起業家2人が語る「尖った起業」の秘訣とは?

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最近知り合ったなかで最も刺激的な人物のひとり、アフリカ・モザンビークの電気がない農村で「電子マネー&モバイルバンク」を展開する合田 真(ごうだ まこと)さん(著書『20億人の未来銀行 ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る』が登壇する日経BP社主催のトークイベントを覗いてきました。

『地方、海外、ニッチ分野etc...「エッジ起業」で世界を変える方法〜家入一真×合田真トークLive!』

peatix.com

 

対談相手は、クラウドファンディング『CAMPFIRE』や『Polca』を手がける家入一真さん。これはヤバイ組み合わせです。

 

その刺激的な対談トークの内容を、詳しく、たっぷり、ドッサリ、これでもかとご紹介したいのですが・・・。

 

仕事が終わってから向かった&大手町で若干迷ったこともあり、会場到着したのがトークLIVE終了直前(終了予定21:00、会場到着20:44)。質疑応答のクライマックスでした・・・涙。

 

ただ、最後の質問者の方への回答で、とても素晴らしい話をされていたので、備忘も兼ねて記載しておきます。

 

自分自身の価値(ユニークさ)を知り、ブランディングを仕掛けるべき(合田さん)

地方創生に絡む質問の回答で、合田さんの故郷・長崎を例に挙げてブランディングについて話していた内容が目からウロコでした。(合田さんは長崎大学で講師も務めています)

 

長崎が日本橋に物産館を出しているそうなのですが、これがナンセンスだと。

500円のものを長崎から日本橋に持って行って、500円で売って、来店した数百人の人に知ってもらって、何の意味があるのかと。

 

どうすれば500円のものをもっと高く売れるか、ブランディングできるかを考えないといけない。

 

ではどうするか?

ずばり、日本橋ではなく「ローマ」に店を出す。

 

なぜローマか?

長崎は、遠い昔、戦国時代に宣教師が訪れキリスト教が日本で広まるスタートとなった土地。

さらに、隠れキリシタンの迫害、有名な二十六聖人の殉教などの歴史などもあり、ローマ・カトリックの文脈ではゆかりが深い土地でもある。

だから、ローマに出店し、歴史的なつながりとものがたりを訴求し、カトリックのネットワークのなかで長崎の存在感を高め、ブランディングをしていく。

 

というスケールの大きな発想。

 

この話は2つの示唆があって、ひとつは「日本のなかではなく、世界の視点で考える」ということ。「地方創生」となると「東京とくらべて何が強みか」と考えがちだけど、そうではなく「世界の中での長崎の存在」という視点で考えると、全く違う価値が見えてくる、ということ。

 

もうひとつは、「大概の場合、自分自身の価値に気付けていない」ということ。

地方だと往往にしてあるが、外部から来た人間からすると「すげーー」というものが、気づかずに捨てられていることがよくあるということです。

先ほどの長崎の「カトリック」という文脈での歴史的価値やものがたりも、掘り下げていかんないと見えてこないものだったりします。

 

具体的な誰かひとりのためにサービスをつくる。「あの人」に喜んでもらえるものを。

次に、家入さんの話で、とても良かったものを。

起業するときに「どの事業を選ぶかみたいな質問の回答だったと思います。

 

家入さんの回答は、新しくサービスをつくるときに「ターゲット 20代・女性」みたいなやり方もあるけど、自分はそういうのは得意ではないと。

 

そうれではなく、身近な「だれか一人」のためにサービスつくる

クラウドファンディングのプラットフォームである「CAMP FIRE(キャンプファイア)」や「Polca(ポルカ)」もそうやってつくった。

 

camp-fire.jp

polca.jp

 

仮に、プラットフォームやビジネスとして広がらないとしても、その一人は喜んでくれる。

だから「あの人は喜んでくれたし、失敗ではなかったかな」と自己肯定感を得られる仕組みでもある、と話されていました。

 

かしこまったマーケティング用語でいうと「ペルソナ」を具体的に掘り下げてサービスを考える、ということだと思うのですが、個人的には「ペルソナ」という言葉は好きでないです。

言語化しにくいのですが、そこの体温というか、人の肌触りみたいなものが「ペルソナ」というと途端に薄まってしまう気がするからです。

 

家入さんのように「身近な具体的な誰か、あの人に喜んでもらえるか」と考えてサービスをつくると、人の共感を呼ぶサービスやプラットフォームがつくれるのでは、と腑に落ちました。

 

 

合田真さんの『20億人の未来銀行』、2冊目をなぜか購入! 

トークライブ終了後は、合田さんの新刊『20億人の未来銀行 ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る』の即売会を開催していました。

 

すでに合田さん本人に「本出しました」と教えてもらって一冊買っていたのですが、せっかくきたので、なぜか2冊目を購入!笑

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会場に、合田さんの本の編集を手がけた日経BP社の伊藤さんがいらしたので記念にサインしてもらいました!笑

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著者にサインと求めることはあっても、編集担当者にサインを求められることはないんですが、、、と伊藤さんも困惑されていました(笑)。

伊藤さんありがとうございました!

 

この『20億人の未来銀行 ニッポンの起業家、電気のないアフリカの村で「電子マネー経済圏」を作る』はマジで面白い&示唆に富んでいる本なので、皆さんもぜひ手にとってみてください(^ ^)

 

 

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