横山弘毅のブログ Education & Marketing

教育イノベーションとマーケティングに関することを主に発信するブログです

海外視察シリーズ第3弾!米国東海岸&カナダ訪問「グローバルリーダー研修」報告会を開催しました!

最先端リーダーシップ教育&イノベーション事例を報告!Android、Hubspot輩出のスタートアップ巨大集積施設「ケンブリッジ・イノベーションセンター(CIC)」、ハーバード大学、コロンビア大学、カナダ私立校、サービス業の最先端 等

f:id:hirokiyokoyama:20181111213609j:image

昨日は、海外視察の報告イベントシリーズ第3弾ということで、アメリカ東海岸&カナダの視察報告会を開催しました。 

 

peatix.com

 

会場は明治大学をお借りして開催しました。

f:id:hirokiyokoyama:20181112121339j:image

リバティタワーは綺麗でデカかったです。

 

f:id:hirokiyokoyama:20181112121147j:image

今回は、7月に開催した「オランダのコーチング型教育」現地視察報告イベントに登壇してもらった北海道教育大学4年生の長澤瑞木くんに、またまた登壇してもらいました。

 

オランダ教育視察イベントの詳細はこちら

  ↓   ↓   ↓ 

www.hirokiyokoyama.jp

 

今回は、長澤くんだけでなく、 北海道全土から選抜されたメンバーがチームで訪米、最先端の教育やイノベーションに触れる研修「次世代グローバルリーダー研修ツアー」が実施され、その渡航費活動費調達のクラウドファンディングを応援する形で、報告会が実現しました。

 

readyfor.jp

 

ちなみに、視察内容は教育だけでなく多岐に渡ったのですが、ざっくり下記のようなかんじです。

 

・米ボストンで注目!Android、Hubspot輩出・スタートアップの巨大集積施設「ケンブリッジ・イノベーションセンター(CIC)」を視察

・世界最高峰・ハーバード大学のリーダーシップ養成プログラムへの参加

・全米トップレベルの東海岸の名門!ニューヨーク大学訪問

・コロンビア大学、モンロー大学 教授&学生インタビュー

(米国トップ教育機関が考える「これからの教育」について)

・カナダ私立小中高一貫校 St. Michaels University School、Glenlyon Norfolk School 視察

・カナダ・トロントの大学教授、小学校教員インタビュー

・サービス業の最先端!米国のトップレベルのサービス業を体験

・Amazon bookリアル店舗の体験

 などなど。


f:id:hirokiyokoyama:20181112121126j:image

登壇してもらった学生メンバーの皆さん。

今日の報告会のために。北海道からわざわざ東京まで来てくれました!

 

報告内容、全ては書ききれないですが、かいつまんで紹介したいと思います。

 

イノベーションの中心はシリコンバレーよりボストン!?Android、Hubspot輩出・スタートアップの巨大集積施設「ケンブリッジ・イノベーションセンター(CIC)」とは?

f:id:hirokiyokoyama:20181112121130j:image

最初は、山崎麻友さんの発表。

ボストンにある、AndroidやHubspotを輩出した注目のスタートアップの巨大集積施設「ケンブリッジ・イノベーションセンター(CIC)」についての報告。

イノベーションといえばシリコンバレーですが、実はボストンも非常に注目されているそうです。

 

シリコンバレーとボストンの最大の違いは「近さ」。 

5月にシリコンバレーに実際にいってみてわかったのですが、シリコンバレーと呼ばれるエリアはとーーーーっても広い。(というか「シリコンバレー」という地名はなく、サンフランシスコの南からサンノゼあたりまでの一帯を「シリコンバレー」と呼ぶ)

移動も結構大変だったりします。

 

ボストンの場合、ハーバード大学やMIT(マサチューセッツ工科大学)などのトップレベルの教育機関やスタートアップ企業が、かなり狭いエリアに密集しています。

 

その極め付けが「ケンブリッジ・イノベーションセンター(CIC)」で、ひとつの建物に700近いスタートアップやら投資家やらが集結している場所なのです。スタートアップを輩出するエコシステム(生態系)が確立されています。

 

アメリカ・カナダの教育最新事情!「Education × Technology」の進み具合がハンパない!

f:id:hirokiyokoyama:20181112121122j:image

続いて長澤瑞木くんの発表。

長澤くんは、アメリカ東海岸とカナダにも2週間くらい滞在して、さまざまな教育機関を視察してきました。  


f:id:hirokiyokoyama:20181112121138j:image

一つ目のトピックは「チャットボット」の導入について。

アメリカ、カナダを視察しての気づきとして、相当率の割合で学校現場で「チャットボット」の活用が進んでいるとのことでした。これは驚き。

 

チャットボットは、日本ではまだECサイトの問い合わせ対応などで見かける程度ですが、教育現場で普及しているんですね。

 

メリットとしては「①教師の負担軽減、②生徒の疑問を即時解消できる」この2点を挙げていました。

チャットボットは、定型的な質問に対してはAIが判断して適切に回答できるので、決まりきった質問(調べればわかる知識レベルの質問)への対応を生身の先生がしなくても済みます。

生徒も、質問を順番待ちするとか、モヤモヤする時間がなくなり、一石二鳥というわけです。

チャットボットを導入することで、本当に教師がやらねばならないことに集中できる、時間を割ける、これがメリットです。合理的ですね。


f:id:hirokiyokoyama:20181112121134j:image

次に「Google classroom(グーグルクラスルーム)」というアプリケーションの普及について。北米の学校の約6割くらいに普及しているそうです。

 

Google classroom(グーグルクラスルーム)オフィシャルページ

   ↓   ↓   ↓

edu.google.com

 

日本だとほとんど馴染みがないですが、すでに世界中の学校現場で活用が進んでいるようですね。

f:id:hirokiyokoyama:20181113001635p:plain

 

ネットで調べたらGoogle classroom(グーグルクラスルーム)の解説があったので、めぼしいものをいくつか貼り付けておきます。

 ↓   ↓   ↓

qiita.com

ameblo.jp

 

動画もありました。

 


Google Classroom: Mission control for students and teachers

 

Google Classroom では、教師はクラス管理、課題の出題、フィードバックの提供などを 1 か所で行うことができ、作業はすべてリアルタイム、ペーパーレスで出来るといいう超便利ツールなようです。 


f:id:hirokiyokoyama:20181112121212j:image

さらに、アメリカの学校現場では「Google ChromeBook(グーグル・クロームブック)」が爆発的に普及しています。

普及の理由は、デバイス自体が圧倒的に安いこと、さらに前述の「Google Classroom」のような教育用のGoogleアプリが使い放題(無料で)、データ保存や管理はすべてGoogleドライブ(クラウド)上にできるなど、安くて便利すぎるから。

教育というとアップルのイメージですが、高価なiPadは苦戦していて、アメリカの教育現場では実はGoogleが席巻しているのです。

 

教師にも「マネジメント能力」が求められる

f:id:hirokiyokoyama:20181112121201j:image

最後に、教師の「マネジメント能力」についての話がありました。

アメリカやカナダでは、そもそも中高生以上を教えるには、修士以上(大学院卒以上)が必要で、そこは既に日本の教員制度とは大きく異なります。

先ほどの「Google classroom」や 「チャットボット」はあくまでツール。EdTechを活用するには、現場の教師の意識改革が必要だと、強く感じたとのことでした。

単に「教科を教える存在」ではなく(それ自体は、おそらく映像授業やAIに取って代わられていく)、Edtechツールをフル活用して、クラス全体や生徒個々の学習効率や効果をいかにして最大化していくか、モチベーションを引き出していくか、教師にもいわば「マネジメント能力」が求められるようになる。「先生も進化しなければならない」という強い危機感が長澤くんから語られました。

また、日本とアメリカの教育の最大の違いについて、一言で言うと「出る杭を引き抜く教育(アメリカ)」と減点主義的&均一化を志向する「出る杭を叩く教育(日本)」という違い。その点も、教師の意識改革が求められるところなのかもしれません。

 

世界最高峰・ハーバード大学のリーダーシップ養成プログラムへ参加

f:id:hirokiyokoyama:20181112121208j:image

北海学園大学4年の馬場航平くんの発表。

ハーバード大学のリーダーシップ研修プログラムの参加報告の話もありました。ケーススタディを通じて「正解がわからない状況で、いかに決断するか」ということを学ぶ、というより実際に自分でアウトプットしていくプログラムとのこと。

インプット主体ではなく、アウトプット主体で徹底的に自分の頭を使い倒す教育プログラムは、なかなか日本ではないのかもしれません。


f:id:hirokiyokoyama:20181112121232j:image

発表のあとは質疑応答。

教育関係者の方も多く参加いただいたほか、それ以外のビジネス関係者の方も多く、質問も多岐にわたり、学びや気づきがさらに深まりました。 

 

f:id:hirokiyokoyama:20181112121310j:image

最後に参加者の皆さんと登壇者の学生メンバーと記念撮影!

皆さんありがとうございました!

(このあとの懇親会も大盛り上がりでした) 

 

今後も定期的に教育イベントを開催していきますので、ご興味ある方はこちらをチェックしてくださいませ( ´∀`)

  ↓   ↓   ↓

peatix.com

 

facebookグループでもイベント情報など発信しています。

 ↓   ↓   ↓

Study Night Fever 海外&日本の最先端の教育事例を学ぶ勉強会

https://www.facebook.com/groups/233284960556452/