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【その2】『Appleのデジタル教育』を読んで!情熱と才能が交差する「スウィートスポット」とは?

Appleのデジタル教育

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『Appleのデジタル教育』を読んで【その2】情熱と才能が交差する「スウィートスポット」とは?

 Appleの初代教育部門バイスプレジデント、ジョン・カウチ氏の著書、スティーブ・ジョブズが子供に学ばせたかった『Appleのデジタル教育』という本を読みました。

学びポイントその2として、本書内で取り上げられていた「スウィートスポット」という概念について紹介したいと思います。

 

以下、本書よりの引用です。

スウィートスポット

情熱と才能が交差するもの

 
子供の教育は 、子供が生まれつき得意なこと、興味があること 、好きなことを子供自身に発見させることを第一にすべきだ。

 
情熱と才能が交わる 「スイートスポット 」に気づき 、それを生かすと決めたことで 、彼女は自分の内に眠る本当の能力を目覚めさせることができた 。

 
スイートスポットは 、案外見つけやすい 。

人には自分がうまくできることに夢中になる傾向がある。

 

要するに、子どもが夢中になれるもの、時間を忘れて没頭できるものを見つけてあげましょう、という話です。

 

これは以前、幼児教育で有名な花まる学習会の方に聞いた話ですが、特に幼少期は「子どもに時間を忘れて何かに没頭(集中)する経験」を積ませることが非常に重要、ということを聞きました。

それが「大人からみるとヘンなこと」であっても(例えば、ダンゴムシを大量に収集するとか、謎な行動であっても)邪魔をせず、とにかく夢中になる時間を積ませること、そっと見守ることが大事なのだそうです。

親や教師からすると「そんなヘンなこと(役に立たないこと)してないで!」となりがちですが、子どもも永遠にダンゴムシ収集はしないし(いつか飽きる)、「何に興味が湧くか」は十人十色なので「没頭経験」を阻害してはならないのだそうです。

(それが、高学年になってからの勉強に対する集中力の差になるとのこと)

 

本書の言葉(概念)でいうと、情熱と才能が交差する「スウィートスポット」を発見する手助けをするのが、教育や教師の最大の役割なのだ、ということなのかもしれません。

 

この本はタイトルは「Appleのデジタル教育」なのですが、子どもの「モチンベーション」に関する話が、かなりの割合を占めています。

教育(学び)への本質的な考察、学びはこう進化するべき、という深掘りした内容が満載なので、ご興味ある方はぜひ手にとってみてください(^ ^)

 

Appleのデジタル教育

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  • 作者: ジョン・カウチ,ジェイソン・タウン,花塚恵
  • 出版社/メーカー: かんき出版
  • 発売日: 2019/03/18
  • メディア: 単行本
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