横山弘毅のブログ Education & Marketing

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福島県白河市、高校生のサードプレイス「コミュニティカフェEMANON(エマノン)」を訪問!大学がなく、大学生がいない街の課題とは?

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福島県白河市の高校生のサードプレイス「コミュニティカフェEMANON(エマノン)」を訪問!大学がなく、大学生がいない街の課題とは?

 

今日は、福島県の白河に行ってきました。

目的は、今年の年始のカタリバさん主催の教育関係者の新年会で知り合った青砥さんが運営するコミュニティカフェEMANON(エマノン)の訪問です。 


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東京から新幹線で1時間ちょっとで到着。

白河は福島県の最南端、宇都宮や那須塩原のちょい先なので、かなり近いですね。


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駅についたら遠くにお城(小峰城)と満開の桜が見えました。

 

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東京はもうほとんど散っていたので得した気分です(´ω`)


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駅舎を出ると那須連峰の山々が。

快晴だったので綺麗に見えました(^^)


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東北の玄関口。「白河の関」で有名な白河は、歴史的な遺産や寺院もたくさんあります。

松尾芭蕉の「奥のほそ道」でも有名。

奥のほそ道を歩くツアーもあるみたいです。

 

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白河といえば、知る人ぞ知るラーメンの聖地!

福島でラーメンというと「喜多方ラーメン」が有名ですが、実は白河も知る人ぞ知るラーメンの聖地。


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鶏ガラベースの正統派醤油ラーメン🍜😍

太ちぢれ麺とワンタンが入っているのが特徴です。

 

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若者たちもラーメンに夢中。

平成が終わり、令和を迎えても、世代を超えて愛され続ける偉大な日本の食文化。

 

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腹ごしらえも済んだところで「EMANON(エマノン)」に向かいます。

 

築90年の古民家をリノベーション!高校生のサードプレイス「コミュニティカフェEMANON(エマノン)」に到着

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白河ラーメンのお店から徒歩数分で「コミュニティカフェEMANON(エマノン)」に到着。 築90年の空き家になっていた古民家を手作りでリノベーション、カフェに改装したそうです。


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EMANON(エマノン)の内部。

机も椅子も手作りしたそうで、オシャレだけれど、温もりのある空間です。 


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コミュニティカフェ「EMANON(エマノン)」代表の青砥和希(あおとかずき)さん。

福島県生まれ白河市内の高校卒、東京の大学に進学。

大学院在学中に、東日本大震災をきっけに、地元・白河でコミュニティカフェを立ち上げ、そのまま地元に戻り現在に至ります。

青砥さんは現在、コミュニティカフェのネクストステップとして、ゲストハウス立ち上げプロジェクトに挑戦中なのですが、そちらのページに青砥さんの想いや「EMANON(エマノン)」の立ち上げ経緯が書かれていたので、下記に引用します。

 

一般社団法人 未来の準備室の青砥和希です。

私は、福島県白河市にある築90年の空き家をリノベーションしたカフェ「EMANON」を運営しています。このカフェ最大の特徴は「高校生びいき」。

高校生は、無料で場所を使うことができますし、注文時も学割価格。電源・Wi-Fiも使い放題です。

 

福島県白河市は、大学のない街です。

進学する高校生にとって、高校生活は18年間過ごした地域に住む最後の3年間。

高校生たちが、進学した後にも、地域の中に戻ってくる拠点があるように。

進学した後にも、地域の中にその成長を見守って喜ぶ人がいるように 。

そう願って、高校生にとっての地域の居場所として『コミュニティ・カフェEMANON』をつくりました。

家と学校の間にある、高校生のためのサードプレイス。

大学生が相談にのったり、大人と話し込んだり、時には商店街に繰り出したり。

  

そんな状況がある今、私たちが考える次のステップが、”何度でも戻ってくるためのゲストハウス”です。

大学生や若手社会人をはじめとする若い世代が、思い思いに街を行き交い、地域を舞台に有意義な時間を過ごすーーー。

そんな未来のために、車がなくても気軽にこの街を訪れることができるゲストハウスが作りたいのです。

 

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-何度でも戻ってくるためのゲストハウス- blanc プロジェクト|ハロー! RENOVATION | まちづくり参加型クラウドファンディング

 

白河市内には、次の4つの公立高校があります。

・白河高校

・白河旭高校

・白河実業高校

・白河第二高校(夜間定時制)

福島県で大きい大学となると福島大ですが、白河市に大学はないので、大学進学すると100%生まれ育った街を出ることになります。

 

「白河には大学がない」

「だから、白河には大学生がいない」

「結果、高校生が、大学進学や進路、その後のキャリアをイメージしにくい」

という状況があります。

 

これをなんとかしたい、ということで立ち上げたのが「コミュニティカフェEMANON(エマノン)」です。

 

白河市は人口6万人の地方都市ですが、おそらくこれは日本全国の同じくらいの規模感の街が抱える課題なのではないかと思います。

 

本格カフェの売上を「高校生びいきモデル」の持続性につなげる

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EMANON(エマノン)は基本的には、高校生だけでなく大人も子どもも自由に利用できるカフェです。2階は和室のレンタルスペース(有料)になっていますが、基本的にEMANON(エマノン)の収益を支えているのはカフェの売上です。

自分もさっそく青砥さんに本格コーヒーを淹れてもらいました(・∀・)


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とってもいい香り(^ ^)


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本格的なコーヒーを揃えて、1杯1杯丁寧に手で淹れてくれます。

(ケーキも美味しそうでしたが、ラーメンのあとだったので自粛。笑)

 

大学生のアルバイトスタッフという「第三者」

EMANON(エマノン)は基本的にカフェなので、高校生は放課後に立ち寄って、友達とおしゃべりしたり、宿題をやったり、自由に時間を使います。

EMANON(エマノン)のスタッフは、青砥さんの他に、大学生(主に通信制に通う学生や休学してインターンする大学生など)アルバイトなので、自然とそこにコミュニケーションが生まれます。

なかには進路相談をしてきたり、悩みを打ち明けてきたりと、そういう話になる場合もあります。

学校の先生でも、親でもない、第三者との関係と居場所を構築できる「高校生のサードプレイス」なのです。

 

地域と連携した取り組みで「仕事」と「大人」を知る。

さらに、EMANON(エマノン)の取り組みとして、地域と連携したプロジェクトも高校生と行なっています。


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たとえばこれは、高校生がつくる、高校生向けのフリーペーパー。


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地元の仕事を取材して、記事にまとめ、デザイナーにデザイン発注し、印刷発行まで手がけます。

フリーペーパーをつくる、というひとつのプロジェクトを通じて、さまざまな仕事を知ることができる。そこに大きな意義がある、と青砥さんは話していました。


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こちらは、白河実業高校の生徒さんと取り組んだ「白河ひよこプリン」。

「30代女性を対象にしたいいかんじのお土産が白河にはない!」

という高校生の課題意識から、見た目にも可愛くて美味しいプリンを商品開発したそうです。


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白河実業高校でつくる高品質な卵をつかったプリンです。

食べ終わった後は、容器をそのまま使える、というのも売りだそうです。 

 

人口減と若者流出。日本の地方の高校生のキャリアをどうしていけばいいのか?

 

「大学がない」

「だから、街に大学生がいない」

「結果、高校生が、大学進学や進路、その後のキャリアをイメージしにくい」

 

この状況を解決するために青砥さんが立ち上げた「コミュニティカフェEMANON(エマノン)」。個人的にも、課題意識として共感するところ大ですし、何か協力していければと思っています(^ ^)

 

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青砥さん、スタッフの京野さんと勇吹くんもありがとうございました!

また遊びに行きたいと思います〜(^^)

 

青砥さんのクラウドファンディングもご興味ある方はぜひご覧ください〜

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